【農場だより18】福井県坂井市/あわら市 ■ 農業研修会にて圃場見学 ■

7/3(金) 15時 福井県坂井市 / M様・N様の圃場見学

てんてんを使っていただいて3年目のM様。「土の感じがガラっと変わってきた。」

「昔は草が生えない土づくりをしていました。有機をやると慣行(化学肥料、農薬の使用)と違って稲の事、全てに詳しくなって、また、気にもなる。」

「『何を撒いてるの?』と慣行で行っている人がみんな気になるようで見学に来るし、質問もされます」と、てんてんを使っていただいて3年目のMさん。「土の感じがガラっと変わってきた」

M様の圃場

N様の圃場

「ここ最近ずーっと天気が悪いね。」無農薬で作られているN様の圃場説明。

「今年は雪が全く降らなかったので、虫(カメムシ)が出てくるのが気になります。てんてんを1反あたり40kgふっています。何故かというと、出来が全体的に安定していなかったから。安定してきたので来年から、てんてんを減らしてもいいと思う」

17時 福井県あわら市 / 轟新田クリエイト 様

「20年やっています。24名でやってます。明日、中干し。」と轟新田クリエイト様。

「アキサカリが一番食味が安定している。年を越しても落ちない。いい年も悪い年でも85点はいきます。移植をする理由は収量アップのためです。確実です。」

轟新田クリエイト様の圃場

アキサカリ

7/4(土) 7時30分  福井県坂井市 / JA坂井農場参観デー

JA坂井農場

気持ちのこもったH農場長からの試験内容の報告です。

「今年は雪が降らなかったので、越冬成虫が心配です。今年は特に暑くなると言われているためカメムシが気になります。」

「天気がいい時は虫が問題、悪いと虫が問題と決まっている。」

「高密度に播種し、育苗箱を消滅し、播種から移植までの労力やコストを大きく低減できる高密度播種苗 ( 蜜苗 ) 移植が、省力・低コストの栽培技術として注目されています。そこでアキサカリを対象にして蜜苗を導入し、生育・収量etc.について調査します。」

朝早くから降る雨の中、参加された方々
JA坂井農場様の圃場