【農場だより22】山口県山口市阿東 ■2軒の利用者様圃場見学

熊本農業資材の大杉社長、地元のビューティスマイルの松西代表、富山からセラストの泥川社長と圃場見学に伺いました。

8/20(木) 16時 山口市阿東 / 農事組合法人  片山 様 【稲作】

農事組合法人 片山様「夜は20~21℃。こんなに暑いの初めて。蚊もおらん」

ACM「ここ標高どの位ですか?」

農事組合法人 片山様「320mか、そんなもんかな」

1本の稲に何粒あるか確かめます。
さて、どれにしようかな。
い~ち、にぃ、さ~ん、よ~んっ・・・

大杉社長「この田んぼは、米の重さに耐えられず倒れてしまう弱い稲がないもん。必ず食味も出るはずだ」

1本の稲に何粒ありました?

農事組合法人 片山様「216粒です ! 」

そんなにたくさん?

大杉社長「これなら10俵弱やな」

農事組合法人 片山様「コシヒカリは132粒。コシヒカリは稲が倒れちゃ収穫できんからね。コシヒカリは稲が倒れやすいけど斜めになっても踏ん張ってる。根がしっかりしてる」

松西代表「刈り取りが楽しみやね。お互い苗作りから始めてネ。食味検査の点数が楽しみです」

品種で葉色、全然違うの。

農事組合法人 片山様「米が今年は3割余ってます。外国人旅行者がたくさん来とったでしょう。それがストップしている。外国人旅行者対象のお店に出荷していた分のお米が残ってしまって行き場がない。コロナがなくなればね」

農事組合法人 片山様「多分、食味値90超えてます。91~92点くらいが1番いい。それより点数が高くなると、量が取れない。この米は特別に売らないと」

大杉社長「今から先のウンカ。ここは心配がないね」

農事組合法人 片山様「JR路線の除草剤がきつすぎた。田んぼまで影響が出る。初め、全く稲が枯れていく理由が分からなかった。使用している除草剤が農作物用ではないので、効きが半端ない」

線路の右側の田んぼに影響が出ています

農事組合法人 片山様「7月は1日しか晴がなかった。とにかく雨が続き、ガスが抜けんかった。特に牛糞いれてる所は大変。入れすぎは良くないよ。鶏糞の発酵、これもあてにならん。

コシヒカリは絶対稲が倒れないようにせんとイカンの。ここ山口では、倒れたコシヒカリのことを『コケヒカリ』と言われる。」

あっちの圃場、『肥料入れてない、入れてない』言うても、絶対入れてますもんね。色が全然違うもん。

17時30分 山口市阿東 / S 様 【稲作】

水路をOPNEするS様

大杉社長「若いもんは受け継いでいかないとイカン。最初は少しずつでOK。ひとつの町おこしなんよ。チームでやりましょう!」